SEOに必要な3人の目線

自分目線だけでは上手くいかない

SEO
つまり、自分のWEBサイトを検索上位に表示させたいと考えたときに。
頭に入れておくべきことがあります。

それが、3人の目線です。
1人目は、もちろん

自分

です。

「自分のWEBサイトに、たくさん新規ユーザーを集めたい」

「毎月、安定したアクセス数を集めたい」

皆さん、そう思ってますよね。
だから、SEOを学んで、ちゃんと成果に繋げたい。
だけど、実は、この目線だけではダメなんです。

この目線しか持てなければ。
今後、どれだけ努力しても、水の泡になる可能性が大です。
情報に振り回され、路頭に迷うことにもなりかねません。

逆に、これからお伝えする、残り2つの目線を取り入れることで、
SEOの本質の考え方がちょっとずつ分かるようになり。
テクニックに頼らずとも、最小の努力で、望んでいた以上の成果を手に入れる結果となると思います。

SEOの舞台に立つ3人の人物。

まず、3つの目線とは何かについて、まとめておきます。

  1. 自分目線
  2. 検索ユーザー目線
  3. Google目線

SEOを考えるうえで、
この3人の立場の目線を持つことは必須です。

SEOの舞台になるのは、

「検索エンジン」

分かりやすくいうと、

「Googleさんが管理してる検索システム」

2019年現在、
Yahoo!も、Googleの検索技術を利用している状態なので。
スマホ等で使う、他の検索ページも含めて。
それぞれの検索ページのサービスの要素の違いによって、若干の検索結果の違いはあれど。
現在のところ。

Google=検索エンジン

という認識で良いと思います。

この舞台の参加者は主に3人です。

  1. WEBサイト
  2. 検索ユーザー
  3. 検索システムの管理人

この3人が、

  • 何をしたいのか?
  • 何を求めているのか?
  • どんな考え方を持っているのか?

つまりは、どんな目的を持っているのか?

それぞれの立場から考えてみること。
目線を移してみることが、すごく大事になってきます。

結局のところ、
「本質の考え方」
はもちろんのこと。

「テクニック」
も3人の立場、目線が分かってこそ、使えますし。
理解できます。

SEOを、ユーザー目線で考えてみよう

2番目の、

検索ユーザー目線

について見ていきましょう。

「検索ユーザー」
はどんな目的で、
検索ページを使用するんでしょうか?

皆さんも、ユーザーの1人でしょうから。
簡単でしょう。

それは、

「調べるため」

何を?

  • 自分の知りたいこと
  • 自分が悩んでること
  • 自分が抱えている悩みの解決方法

主に、こんな感じでしょう。
皆さんも、そうですよね。

ここ、絶対に、忘れないでください。

SEOを、Googleさん目線で見てみよう

3つ目の目線は、管理人目線。
つまり、Googleさん目線です。

検索エンジン、検索ページの管理人である、
Googleさんが望んでいることは何でしょうか?

現実的なメリットについて考えてみましょう。
検索エンジンにおける、Googleさんの収入源は、

「広告収入」

ですよね。

この、広告収入は、どうしたら増えるでしょうか?

  • Googleの検索ページを利用するユーザーが増える
  • 広告主が増える

簡単に挙げると、こんな感じだと思います。
では、ユーザーが増える、広告主が増えるためには、どうしたらいいでしょうか?

まず、検索ユーザーにとっては、

  • 自分が知りたいことと、ピッタリな検索結果が表示されること
  • 分かりやすくて、読みやすい情報が表示されること
  • 比較可能な多様な意見、そして正確な情報が表示されること

などなど。
広告主にとっては、

  • 検索ユーザーが多いこと
  • 自社の商品と関連性の高いサイトに広告が表示されること

などなど。

広告主さんにとっては、
まずは、検索ユーザーさんが多いことです。
あとは、検索システムの精度になってきます。
自社の商品と、それを必要としているだろう見込みのお客様を、
結びつけやすいシステムを作ること。

3人の目線を合わせて考えてみよう

1、WEBサイト(運営者)
が望んでいることは、

  • 自分のWEBサイトのアクセス数を増やすこと
  • 興味を持ちそうなユーザーさんがより多く訪問してくれること

だから、SEOをやって、
検索ページの上位に表示させたいんですよね。

2、検索ユーザー
が望んでいることは、

  • 自分の知りたい情報が手に入ること
  • 多様な情報、正確な情報
  • 悩みの解決

検索ユーザーが望んでいるのは、
端的に言うと、
今抱えている「悩みの解決」です。


3、Google(検索エンジン管理者)
が望んでいるのは、

  • 検索ユーザーの満足度
  • 広告主の満足度

です。
より良い検索エンジンにすること。
それが結果的に、Googleさんの利益につながります。

ここから、何が分かるでしょうか?

SEOが上手くいく目線はコレ

SEOが上手くいくためには、どの目線を優先的に採用するべきでしょうか?

そう。
もちろん、管理者である

「Google」

さんです。
この人が、検索エンジンのルールを決めています。

だけど、間違ってはいけないことがあります。
今までも、SEO業者や、ネットビジネスオーナーは、Googleの検索エンジンの仕組みを、予測して対策していました。
だけど、検索エンジンの仕組みがアップデートされるたびに、右往左往してきたわけです。

なぜなのか?

それは、
仕組みや、仕組みの穴ばかりを見ていたからです。

Googleさんが、

「何を目指しているのか?」

それは、一番に、

「検索ユーザーにとって、より良い検索エンジンにすること」

ですよね。

徹底的な「ユーザー目線」が近道

Googleという、検索エンジンの管理者が、
僕ら、WEBサイト運営者に望んでいることは、

「検索ユーザーにとって役立つWEBサイトを作ること」

Googleさんの検索エンジンのアップデートが進む中で、どう変わってきたのか?

「検索順位は、人が判断している」

そう言い切っていいレベルにまで、進化しているそうです。

だから、今まで有効だとされてきた小手先のテクニックは通用しなくなっているし。SEOの定石だとされてきた考え方も崩れ去ってきています。

そう、確かに。
「ロボット」が審査、判断してるって思ってたひと昔だったら通用したものはもう通用しない。
だって、審査、判断しているのは、「人」だから。

いろんな不要な常識を取っ払って、
真に検索ユーザーに役立つWEBサイトを作ること。

それが、これからのSEOの王道になってきます。