「検索キーワード」は2種類ある

それって、誰向けの「キーワード」?

「検索キーワード」をひとくくりに考えると、実は、すごく勿体ないです。

なぜなら、「検索キーワード」の中には、全く性質、特徴が真逆のようなキーワードが存在するからです。

これを認識してないと、
それぞれに真逆の使い方をしちゃいます。

すると、全然結果が出ない。

  • アクセス数が増えない。
  • 自分が思ってるような読者さんが来ない。
  • もしくは、アクセス数があっても、その後のアクションが全くない

ってことになりがちなんです。

2種類の「検索キーワード」

では、さっそく、2種類の「検索キーワード」について解説していきますね。

  1. 直接的ニーズ
  2. 間接的ニーズ

検索キーワードは、上の2種類に大きく別れます。

1、直接的ニーズのキーワード

というのは、
「買いたい・申し込みたい人」
が検索するキーワードです。

例えば、
「化粧品 購入」
「化粧品 ランキング」
「手相 占い 名古屋」
などなど。

すでに、
「買いたい・申し込みたい」
って気持ちになってる検索ユーザーが打ち込むであろう
検索キーワードです。

、間接的ニーズのキーワード

というのは、
「知りたい・調べたい人」
が検索するキーワードです。

例えば、
「乾燥肌 治し方」
「上手な気持ちの切り替え方」
「手相 生命線 見方」
などなど。

このキーワードを打ち込む人は、
まだ、
「買いたい・申し込みたい」
気持ちにはなっていません。

だけど、興味はあるって人。

この違いを分かっている必要があります。

1、直接的ニーズのキーワード

1つずつ、さらに詳しく解説します。

「直接的ニーズのキーワード」

このキーワードの特徴は、

  • ライバルが多い
  • 検索数が少ない
  • サイト内で購入、申し込みが起こりやすい

になります。

「顕在顧客」とも呼ばれます。
すでに、悩みが顕在化してる人たち
が、検索するキーワードです。

サイト内で、購入や申し込みが起こりやすいので。
アフィリエイターや大企業、有名企業、広告等が多いです。

だから、使わないほうがいいってことではないです。

「検索数は少ないけど、直接の申し込みには繋がりやすい。」

っていう特徴を理解しておけば、いろいろ活用はできるはずです。

例えば、
「地名+サービス名」
などであれば。

ライバルは全然いない地域もあるでしょう。
いても、活動していく中で、上位に上がっていく可能性もあります。

検索数は、少ない」

だけど、検索ページの中に、1つの入り口が増える。
それは、価値あることだと思います。

「直接的ニーズのキーワード」
は、「直接の購入・申し込み」目的には適してますが。
「アクセス数」を増やすことには向いていません。

2、間接的ニーズのキーワード

「間接的ニーズのキーワード」

このキーワードの特徴は、

  • ライバルが少ない
  • 検索数が多い
  • サイト内での購入、申し込みは期待できない

になります。

「潜在顧客」とも呼ばれます。
まだ、悩みが顕在化していない人たち
が、検索するキーワードです。

「需要はあるけど、供給が少ない」
そういったキーワードです。

理由としては簡単で。
購入、申し込みの可能性が少ないからです。

ですが、アクセス数はたくさん集まります。

大学生に例えてみると・・・

大学生に例えてみましょう。
自分が就職支援の会社の社長や社員だったとして考えてみましょう。

「直接的ニーズのキーワード」
は、顕在顧客を集めるためのキーワードです。
つまり、大学3年生、4年生を集めるためのキーワードです。

このキーワードを使うと、
すぐに就職支援を必要とする顧客を集めることができます。

ですが、ライバルも多いため。
それだけの対策が必要です。
広告費もある程度必要になってくるかもしれません。

一方、
「間接的ニーズのキーワード」
は、潜在顧客を集めるためのキーワードです。
つまり、大学1年生、2年生を集めるためのキーワードです。

この人たちは、すぐには就職支援を必要といていません。
しかし、いずれ、就職支援を必要とします。
まだ、時期が来てないだけ。

今の段階から、
「信頼関係」
を育てておけば、
大学3年生、4年生になったときに、
自社を選んでくれる可能性は大きくなるでしょう。

間接的ニーズのキーワードの攻略法

「間接的ニーズのキーワード」を、
大学生の就職支援を例に考えると。

効果的な活用法、攻略法が見えてくるのではないでしょうか?

そう。

「信頼関係を育てる」

という視点、仕組みを導入することです。

オンラインの仕組みで言うと、
「メルマガ」「LINE@」

自身のWEBサイトへの訪問を、
「販売・申し込み」
「情報掲示板(ホームページ、ブログ)」
だけでなく。

「関係を繋げる、信頼関係を育てる始点」
として仕組みを用意しておけば、

アクセスを集めるだけでなく、
その後のアクションにも繋がりやすくなります。

使い分けが大事

時代が変わり、大企業や年数が古いサイトが検索上位にあるという常識は、もう時代遅れになっています。

検索ユーザーに役立つ情報として評価されたサイトは、開設したばかりのものであっても、数か月のあいだに、上位に表示されるようになっています。

つまり、「直接的なニーズのキーワード」は、
大企業が多いから、アフィリエイターが多いから
「ライバルが強い」
だから、難しいという方程式は過去のものです。

もちろん、「ライバルが多い」って言うのは、それはありますけど。
チャレンジする価値は十分あります。
本当に良いモノが評価される時代になってきています。

「間接的なニーズのキーワード」は、
まだ、需要に供給が追いついていません。

「あなたの専門分野、役に立てる分野で役立てる悩み」

そういった悩みについての解決や助けになる記事は、
大きなニーズがあります。

だから、
「アクセスを集めること」
それ自体は簡単なことです。

どちらのキーワードも一長一短です。
特徴を理解したうえで、ぜひ使いこなしてください。
可能性はもっと広がっていくはずです。